出資馬フェルミスフィア(3歳牝・木村)が7/26の札幌12R 3歳上1勝クラス(芝1500m)に出走して優勝しました。
(キャロット公式)
20/7/26 札幌競馬場
26日の札幌競馬では中団で折り合いをつけながら進め勝負どころからじわっと進出を開始。直線へ向いて先頭に並びかけるとそのまま押し切って優勝。
「気持ちばかりが先行しすぎて体を上手に使い切れないような状況になりがちな馬なので、時間をかけながらそのあたりを何とか整えていけるようにと調整を行っていました。レースを見てもそうですがまだ課題は残りますけれど、何とか状態を上げていけましたし、現地入りしてからの雰囲気が良かったのでいい競馬をしてくれるのではないかと願っていたんです。それなので、無事に勝ち切ってくれてホッとしています。これからのレースでもいい走りができるようにするには引き続き取り組んでいかなければいけませんし、心身の成長を促しながらレースへ向かっていけるようにしたいと考えています。会員の皆様おめでとうございました」(木村師)
トレセン帰厩後は目立つ課題を少しずつでも修正するようにじっくりと調整を進められ、1週前に現地入りしました。到着後の雰囲気は良く、状態が上がってきたということで期待を持ってレースへ臨むことができ、最良の結果を残してくれました。道中の走りを見ていてもまだ課題を感じさせますが、コントロールしつつ本馬の良さを発揮していければクラスが上がってからもいい走りをしてくれるはずなので、これからの活躍にも引き続き期待をしたいと思います。この後はいったん放牧に出ますが、回復具合を見ながらどうするか検討していくことになります。
馬体重が減っていましたが(-8kg)1勝クラスを無事に卒業してくれました。秋に向けてゆっくり休んで馬体回復に努めてください。
春はアネモネステークス3着(2番人気)など惜しいレースが続きましたが、2勝目をここで勝てたのは大きいです。
距離が微妙ですが、まだ3歳馬なので秋は秋華賞を目指して欲しいですね。
2020-5-24 東京競馬場
2歳馬デビュー
今日の札幌では2歳出資馬の先陣を切ってレガーメダモーレ(2歳牡・萩原)が札幌6R 2歳新馬(ダ1700m)に出走して3着でした。
(キャロット公式)
20/7/26 札幌競馬場
26日の札幌競馬では五分のスタートから先頭に立つ。途中で息を入れつつそのまま直線へ向かうが踏ん張ることができず3着。
「乗り込んできて動けるコンディションにはありましたし、他のメンバーと比較しても素材としては上と思えたんですけれどね…。自分のペースを刻んで押し切る競馬を選択していましたが、道中と直線のアクションを見ていると、いい形での変化が見られませんでした。ルメールはやはり息遣いが気になると言っていましたし、少なからず影響を受けているのでしょうね…。以前も申し上げた通り、どのタイミングで処置を検討すべきかという問題もあると思いますし、レース後の状態をまずはよく確認し、そのうえで牧場とも相談しながら方針を検討していきたいです」(萩原師)
息遣いの粗さから不安を抱えてはいましたが、稽古をしっかりと積んだうえでデビュー戦へ向かいました。先手を奪ってそのまま押し切る作戦に出たものの、2番手を追走していた勝ち馬に交わされると踏ん張り切れずに2着馬にも交わされて敗退してしまいました。まだ余している部分もあるように思いますし、成長してくれば変わってきていいはずです。今後についてはレース後の状態をよく観察したうえでどうしていくか検討していきます。
2歳出資馬(2018産)で最初のデビューになりました。
旨く先行して押し切れると思っていましたが交わされて3着。1番人気(2.3倍)になっていましたが、もともとハギー先生が喉を気にしていて、とりあえずデビューさせてから様子を見るような事を言ってたので勝ち負けは半信半疑でしたが、ここは勝っておきたかったですね。喉鳴りの手術をすると復帰はだいぶ先になりそうなので状態が気になります。素質はありそうなので今後に期待します。(/・ω・)/