森の上に吹く風は

2015年産から一口馬主始めました。夢は愛馬とブローニュの森へ行く事(笑)

ガルヴィハーラ 1年7か月ぶりの復帰戦

出資馬ガルヴィハーラ(4歳牡・萩原)が7/19阪神9R 神鍋特別(ダ1400m)に出走して13着でした。

f:id:ymhope:20200719161751p:plain

ガルヴィハーラ

  父:ゴールドアリュール×母:ポロンナルワ (BMS:Rahy)

  関東 萩原 厩舎 生産:ノーザンファーム

f:id:ymhope:20200719154107j:plain 2020-2-13 NF早来

 

(キャロット公式)

20/7/19  萩原厩舎

19日の阪神競馬では中団後方から進めて直線へ向くが、思うような伸びは見られず13着。

「馬体重の増加自体はそこまで大きいものではありませんでしたが、体重だけでなく、体を上手くつくりきれなかったという気持ちです。帰ってきた時の印象を正直に言うと背中の肉の付き方などが休養前の頃とちょっと違っていて、中間、ザ石の不安で振り出しに戻ったこともあり何とか持ち直すことができればと思っていたのですが、如何せん長期間のブランク分が大きく、うまく持っていくことができませんでした。申し訳ございません。正直に言うと、今日のレースは大事に乗ってきたこともありフルに走り切った結果ではないと思うのですが、浜中曰く“トモと右前脚の歩様が気になって無理できなかった”ということでした。そして、“久々もあるのでしょうけれど右へのモタれもきつくパフォーマンスを発揮しにくそうだった”ということも口にしていました。今日のレースでもう少しでもいい着順へ持って来れなかったのは残念ですが、彼の感覚と我々の感覚が同じだったことを確認できました。またすぐに使うということはおそらくしないものの、長期休養を一度使えたことで今後の変化はいいものになりやすいはずですし、復活に近づけるためにも今日の経験を無駄にしないようにしたいですね。レース直後の様子に問題はなさそうに思えますが、しばらく様子を見て、異常がないかどうかを慎重に確認していきます」(萩原師

待望の復帰戦となりましたが、さすがに約1年7ヶ月ぶりで、なおかつ中間に順調さを欠いたこともあってか、良いところが見られずに終わってしまいました。見どころだけでもあれば良かったと思っていただけに残念ではありますが、まずは無事に終えることが第一条件かと思いますし、無事を確認し、今後につなげていければと思っています。おそらくひと息入れることになるかと思いますが、まずはレース後の状態をよく確認してからどうしていくか検討していきます。

 

2018/12/19 全日本2歳優駿(Jpn1)以来の出走となったガルヴィハーラ

ガルヴィハーラ復帰までの道のり

 19/1/29 NF天栄

「順調に乗ることができていたのですが、土曜日に落鉄してしまい、その際に綺麗に外れず釘が刺さってしまいました。」

 19/3/7 萩原厩舎

「午後から少し歩様に違和感を覚えるようになり、今朝の様子を見るとハ行するようになりました。検査の結果、右膝にうっすらと入った骨折線が見つかり、そこが原因で歩様が乱れているのだろうということがわかりました。」

 19/3/14 NF早来

「獣医師の診断では右膝の状態を整えた方が先々の不安を少なくできるとのことで、本日手術を行い無事に終了しています。」

 19/8/29 NF早来

「膝や歩様に硬さが目立ってくることはありませんし、坂路でコンスタントに乗っているように順調ですね。獣医師のチェックでは強いて挙げれば少し背中に張りがあるとのことだったので、ショックウェーブなどでケアしつつ良化を促していきたいです。」

 19/9/19 NF早来

「この中間、右前の歩様に硬さが目立ってきました。右膝に弱さを抱えている馬なのでそこかなと推測はできましたが、外見上でハッキリと見せていることはなかったので同箇所に麻酔を入れて歩様を確認すると、それによってスムーズな歩様に戻っていました。そのことからも原因は膝にあると思われたのでレントゲン検査を行ったところ、右前トウ骨遠位端に骨片が発見されました。その骨片は今のうちに除去しておいた方がいいとの診断のもと、本日対応しています。」

 20/5/8 NF天栄 

8日にNF天栄へ移動しました。「体調に少し波が出たタイミングはありますが、今週は順調に乗り込むことができていたため、ひとまず天栄へ移しています。」

 20/6/4 萩原厩舎

4日にゲート試験を受けて無事に合格しました。「昨日発症したザ石の症状ですが、蹄には熱を帯び、指動脈も打ってはいますが、歩様には出していない状況でした。今日乗るか乗らないか少し悩むところでしたが、ここは頑張ってもらおうと思いゲート試験を受けることにしました。結果は問題なくパスしています。あとはこの後の変化がどの程度あるかということになると思うので、少なくとも明日は楽をさせ、しっかりと経過を見ていくつもりです。」

 20/6/21 萩原厩舎

「来週の競馬へ向けて順調に進められればと思っていたのですが、昨日から脚元に腫れが見られ出しました。すぐに対処していたものの体温が上がり、白血球の値を見ても炎症を示しており、残念ながらフレグモーネを発症しているという診断がくだりました。今日になっても体温がまだ高めで、発症した右前脚の歩様もハ行気味のため今朝の調教は控えました。この状況で来週の競馬を目指すのは難しいので登録を見送ることにしました。怪我により休んでいましたが、そのことを感じさせないくらい調教で動けており、やはり素質は高いと改めて思わせてくれる馬なので、しっかりと整えてからレースへ向かえればと思っています」(萩原師)

27日の東京競馬(清里特別・ダ1400m)への特別登録を見送りました。

 20/7/16 萩原厩舎

19日の阪神競馬(神鍋特別・ダ1400m)に浜中騎手で出走いたします。

 

よく復帰できたな~と思うほど頓挫の連続でしたね。

このブログはガルヴィハーラが新馬戦を勝ったから始めたんですが、あんまりガルヴィの事は書けないまま1年半が経っていました。

まずは無事に回ってきたので良しとしましょう。

萩原先生、ノーザンファーム、関係者の皆様、本当にお疲れさまでした。

これからのガルヴィハーラの活躍に期待しています。(/・ω・)/