8月になり3歳未勝利戦の番組が残り1ヶ月になりました。
毎年この時期に紹介する仔なんていないに越したことはありませんが、今年は例年以上に崖っぷちの仔が多いです。
2020年はレッドエランドールが未勝利戦を勝ち上がれずに地方の園田にファンド継続のまま転厩し、初戦は2着に敗れましたがその後2連勝を飾りJRAに復帰してくれました。
1勝クラスで戻ってきてからも新潟ダート1800mで勝ち上がり、現在は2勝クラスで頑張ってくれています。このように3歳未勝利戦期間に勝ち上がりが出来なくても遅咲きの仔がいると思いますので、長い目で見てあげて欲しいですね。
3歳未勝利を勝ち上がらなければレースに出られない(引退orファンド継続のまま地方orファンド解散で地方転厩)JRA競走馬の厳しい世界で、3歳未勝利馬の近況を綴っていきます。
レガーメダモーレ(成績 0-0-1-1) 【キャロットクラブ】
- 関東 萩原 厩舎 生産:白老ファーム
2021-6-27 東京競馬場
(キャロット公式)
21/8/3 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「脚元のケアを入念に行いつつ、日によっては強い負荷もかけるようにしながら調教を行っています。月曜日に萩原調教師が来場されたので見ていただき、新潟の後半戦を目標にするということで話がまとまりましたので、おそらく数週のうちに移動することになると思います。馬体重は556キロです」(天栄担当者)
★2020年7月デビューも長期休養に入り2戦目は2021年6月。8月の新潟がラストチャンスのようです。大型馬で中々難しかったですね。
フィールザウィンド(成績 0-0-0-1) 【キャロットクラブ】
- 関西 今野 厩舎 生産:ノーザンファーム
2021-7-3 小倉競馬場
(キャロット公式)
21/8/1 今野厩舎
9日の盛岡競馬(エメラルド賞・芝1700m)に登録を行い、選出されました。今後の状態をもとに出走を検討していきます。
★7月までデビューが遅くなり、小倉ダート1700mを11着で終えて勝ち上がりは難しいと思いましたが。起死回生の地方交流レースを使うようです。未勝利馬の地方交流レースの参戦は今までの出資馬では経験が無かったので簡単に勝ち上がれるとは思いませんが楽しみですね。
トゥールアンレール(成績 0-0-0-3) 【シルクホースクラブ】
募集馬名 | トゥーピーの18 | ||
---|---|---|---|
父 | ディープインパクト | ||
母(母の父) | トゥーピー(Intikhab) | ||
性別 | メス | クラス | 未勝利 |
厩舎 | 美浦 岩戸孝樹 | 生産 | ノーザンファーム |
2021-6-19 札幌競馬場
(シルク公式)
2021.08.04 所有馬情報
在厩場所:函館競馬場
調教内容:4日に函館Wコースで時計
次走予定:8月15日の札幌・芝1,500m〔団野大成〕
調教助手「先週末の検疫で函館競馬場へ帰厩させていただきました。まずは馬体をよく確認させてもらったのですが、特に問題はありませんでしたね。4日には函館Wコースで単走での追い切りを行い、70-40くらいの時計で終えています。牧場で乗り込んでもらってきたものの、中身はまだ物足りないですし、毛艶ももうひと息かなと思いますので、今週の追い切りでどれくらい変わってきてくれるかですね。それでも体重は今のところ前走と同じくらいありますから、来週も同じくらいの負荷でしっかりと乗り込むことが出来そうですよ。なお、番組については8月15日の札幌・芝1,500m戦に団野大成騎手で向かう予定です」
★ディープインパクトの仔で期待して出資しましたが、体が小さく競走馬には向かなかったかもしれません。
ここまで3戦して新馬戦の4着が最高着順でした。
前走も札幌芝1200mで10着だったように、体が小さいので洋芝は向いていないと思いますが、陣営はあまり考えていないようですね。
パワハラ裁判で調教停止処分を受けている木村厩舎から一時的に岩戸厩舎に転厩になっているのも影響しているんでしょうか。勝ち上がりは難しそうです。
(追記)8/4に情報が更新されたので記事も更新します。8/15の札幌芝1500mですね。前走の1200mよりはよさげだと思いますが、厳しいのは変わりないですね。
ディープ産駒の牝馬ですし、ここで勝てなければオークションかな?
いくらディープ産駒でも未勝利のこの仔がノーザンファームで繁殖になるのは難しいかもしれませんね。ラストチャンスにかけましょう。
ここまで3頭紹介しましたが2018年産の未勝利馬はこの他にも3頭います。
稀にみる成績の悪さですね。
1頭でも多くの勝ち上がりに期待しています。(/・ω・)/