森の上に吹く風は

2015年産から一口馬主始めました。夢は愛馬とブローニュの森へ行く事(笑)

アヌラーダプラ 引退

出資馬アヌラーダプラ(6歳牝・萩原)の引退キャロットクラブより発表されました。

 ・父:キングカメハメハ×母:ポロンナルワ (BMS:Rahy)

 ・関東 萩原 厩舎 生産:ノーザンファーム

 2021-8-15 UHB賞(札幌)

(キャロット公式)

23/2/8  引退

「右後肢の状態を細かく確認してきたところ、繋靱帯部を気にしていることがわかりました。ここは昨年秋にも疲れが出た箇所でもあり、おそらくここまで頑張ってきた疲労が蓄積されて表面化してきているのだと思います。時間をかければ大事ではないものの、引退期限内に万全の状態に持っていくのは難しいと言わざるを得ません。最後に何とか箔をつけてあげたかったのですが、このような結果になり申し訳ございません」(天栄担当者

「現地には定期的に見に行っていましたが、ここに来て脚元に疲れが見られ、期間内の復帰は難しい状況にあるという報告をもらいました。前走はダートが合わなかった印象がありましたので、賞金順の問題こそあったものの、例えばオーシャンSなど芝のレースに再トライできればという話を牧場のスタッフさんたちともしていた矢先だっただけに残念でなりません。ただ、これまで長い間頑張ってくれたことに変わりはなく、無事にお母さんにしてあげることも使命だと思っていましたので、脚部不安という形にはなりましたけれども、それ以上の大きな怪我を負うことなく無事に北海道へ帰してあげられるのは良かったのかなと感じています。いいスピード、良い馬体の持ち主なので、いい仔を出してくれそうに思いますし、お母さんのポテンシャルを子どもたちに伝えてあげてほしいですね。このような形になり申し訳ありませんが、長い間ご声援いただきまして誠にありがとうございました」(萩原師

ジックリと成長を待ちながら育成を進められていましたが、それでも2歳の6月末には無事に初入厩を迎えることができ、約3ヶ月後のデビュー戦で見事に勝利を飾ってくれました。課題こそあるものの、初戦に続く2戦目も勝利し、高い評価を得られましたが、3戦目のフェアリーSからは課題が浮き彫りになってきました。その後、4戦目のフィリーズレビューでは残念ながら鼻出血を発症し、立て直しを余儀なくされましたが、休養を経て自己条件から再スタートするといきなりから勝利を挙げ、やはり能力の高い馬ということを実感させてくれました。3勝クラスでは3戦目で勝利し、続くオープンクラスでも見事に勝利しました。その後は骨折等もあり長期休養を挟み本来の走りを見ることはできず、ここに来て右トモの繋靱帯部を傷めたことから萩原清調教師と協議を行った結果、次のステージに向けて送り出してあげようということになり、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

 

戦績:12戦5勝(5-0-1-0-0-6)

新馬戦・1勝クラスと連勝してクラシックの夢を見ましたが、フィリーズレビューで鼻出血を発症し、その後は短距離路線に照準を定め計5勝してくれたアヌラーダプラも引退ということになりました。

元々来月には引退が決定していたので少し早い引退になりました。

脚元が弱かったので仕方ありませんが、重賞戦線でも十分に活躍できる力を持っていたと思うのでなかなか順調に使えなかったのは残念でした。

シンハリーズ~ポロンナロワの母系に父キングカメハメハの良血馬ですので、子どもには期待せざるを得ません。

キャロットクラブは母馬出資優先制度がありますので、子どもたちはキャロットで募集して欲しいですね。

関係者の皆様、長い間ありがとうございました。

お疲れ様でした。

 UHB賞 優勝ゼッケン(騎手:横山武史)