森の上に吹く風は

2015年産から一口馬主始めました。夢は愛馬とブローニュの森へ行く事(笑)

ガルヴィハーラ 引退

出資馬ガルヴィハーラ(8歳牡・萩原)の引退キャロットクラブより発表されました。

 ・父:ゴールドアリュール×母:ポロンナルワ (BMS:Rahy)

 ・関東 萩原 厩舎 生産:ノーザンファーム

 2018-9-9 新馬戦(中山)

(キャロット公式)

24/3/16  引退

「来週のレースへ向けて何とか状態をあげていければと考えていましたが、治療を入念に施しても背中から腰のしんどさがなかなか改善されずにいました。そのような状況だったこともあって前肢への負担がかかっていて、右前脚がいくらモヤモヤしたこともあり念のために検査を行ったところ、わずかではあるものの右前脚の浅屈腱炎を発症していることがわかりました。骨折歴があるように膝も良くない馬で、慢性的に負担がかかってきたことが蓄積疲労としてこのような形で出てしまったのかもしれません。何とか活路を見いだすことができればと試行錯誤してきたのですが、このような形で判断することになり誠に申し訳ございません」(萩原師

初入厩は2歳4月と早期デビューも視野に入れられるほど育成は順調に進んでいましたが、強い調教負荷をかけていくと弱さが随所に見られるようになり、態勢が整ったのが秋となりました。それでもデビュー戦で2着馬に1秒近くの差をつける圧勝を見せ、2戦目に選んだプラタナス賞でも勝ち、見事に連勝を飾ったうえで暮れの全日本2歳優駿へと向かいました。ここで初めて3着と敗れたものの、これからと期待をかけ、3歳の春シーズンへ向かおうとしたところで故障を発症し、長期休養を余儀なくされました。1年半ぶりの復帰を果たすものの2ケタ着順が3戦続き非常に悩ましい状況にありましたが、21年夏の福島戦で2着と復調を思わせる走りを見せてくれました。しかし、体質面の弱さが目立つ状況に変わりはなく、出走取消があったり、再度大敗することもありました。掲示板に載ることができるくらいの走りを見せてくれることもありましたが、勝ちには程遠く、新しい活路を見いだそうと障害戦へ矛先を向けようとしたものの、硬さが目立って対応しきれないと判断して断念。その後は改めて平地戦で何とか良さを出そうと試行錯誤していたのですが、長年の蓄積疲労が表面化したか、右前浅屈腱炎を発症してしまいました。今年8歳でこれ以上を見込むことは難しいでしょうし、ここから長期休養を挟んだうえで復帰を望むのはさすがに酷だろうと判断し、萩原清調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

 

戦績:16戦2勝(2-1-2-1-2-8)

新馬戦・プラタナス賞(500万下)を連勝し、第69回全日本2歳優駿で1番人気(結果3着)と2歳時の活躍で大きく夢を見せてくれたガルヴィハーラも遂に引退することになりました。

一口馬主を始めて2世代目の出資馬で一口馬主初の新馬戦優勝を決めて、このブログを開設するきっかけになった仔でした。

2016年産出資時、キャロットクラブのカタログでガルヴィハーラとクリソベリルのどちらかにしようと悩み、ガルヴィハーラにしました。

この頃のキャロットクラブは結構出資出来ましたから(笑)

ゴールドアリュール産最後の大物と言われ、全日本2歳優駿後に骨折をした時は、競馬評論家の水上学氏が残念がっていたのが印象的でした。

脚元が弱く3勝目は挙げられませんでしたが、調教師の萩原先生が辛抱強くフォローしてくれて7歳まで現役を続けられましたね。(最終出走が2023年12月28日)

関係者の皆様、長い間ありがとうございました。

お疲れ様でした。

全日本2歳優駿 出走時