森の上に吹く風は

2015年産から一口馬主始めました。夢は愛馬とブローニュの森へ行く事(笑)

サンジュリオ 未出走引退

出資馬サンジュリオ(2歳牝)の引退キャロットクラブより発表されました。

 NF空港 2022-12-22

  • 生産: レイクヴィラファーム 
  • 関西 斉藤崇史 厩舎

(キャロット公式)

22/12/28 引退

「こちらに戻ってからは、ウォーキングマシン程度の軽めの調整で経過を観察してきました。ここまで1ヶ月強の間、楽をさせているにもかかわらず、左前脚の歩様をコトコト見せるなど、目立った良化を見て取ることができなかったので、今後をどうするか、その指針とすべく、本日28日に社台ホースクリニックで左前脚の精密検査を実施しました。その結果、左前肘にボーンシストが形成されていることが確認できました。同箇所のボーンシストは極めて稀なケースと言えますが、これまで時折見せていた歩様の不安定さは、これが原因となって引き起こされていた可能性が高そうです。競走馬保険のうち、競走に一度も出走できないことが確定した場合に該当するとのことで、この段階で引退の判断をさせていただくことにしました。未完成ながら見どころのある動きを示すなど、将来を嘱望される存在だっただけに慎重に進めてきたのですが、競馬場に送り出すことができず、申し訳なく思っております」(NF獣医師)

「NFしがらきへ到着後、乗り込みを重ねる過程で歩様が不安定になり、北海道で経過観察をしていたのですが、精密検査の結果、左前肘のボーンシストが確認されたという連絡を受けました。私自身もとても楽しみにしていた馬だったのですが、このような形での引退ということで非常に残念でなりません」(斉藤崇師

8月末に北海道からNFしがらきへ移動し、状態を見ながら厩舎サイドとプランを検討していく予定でしたが、動かし出したところで首や肩に硬さが見られるようになりました。本数は少なめとはいえ、ケアをしつつ調教ペース自体は上げることができていたので、15-15程度の乗り込みを重ねて入厩を目指していこうとしたのですが、11月上旬に歩様が再度不安定になったため、一度北海道まで戻してしっかり状態をチェックしてもらうことになりました。常歩運動をメインとしたメニューで経過を観察してきましたが、軽めの負荷にも関わらず歩様がなかなか改善されなかったことから、本日社台ホースクリニックで改めて精密検査をしたところ、左前肘のボーンシストが確認されました。診断によると競走馬保険のうち、競走に一度も出走できないことが確定した場合に該当するとのことで、残念ながらここで現役続行を断念することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

 

戦績:未出走

キャロットクラブでは2017年産駒のセレナズヴォイス以来の未出走引退になりました。

2022年9月にノーザンファームしがらきに移動し調整をしていましたが、歩様が不安定で11月にノーザンファーム空港に移動していました。

心配していましたが、左前肘にボーンシストが見つかり無念の引退になりました。

血統にほれ込んで最優先で出資した仔なので残念でなりません。

レイクヴィラファームの生産馬で未出走馬ですから子供がキャロットクラブに来るかはわかりませんが、募集されればぜひ出資したいですね。

お疲れさまでした。