森の上に吹く風は

2015年産から一口馬主始めました。夢は愛馬とブローニュの森へ行く事(笑)

デイトライン 引退

出資馬デイトライン(3歳牝)の引退キャロットクラブより発表されました

f:id:ymhope:20200727131136j:plain 2020-2-15 東京競馬場

  • 総口数:400口 募集総額:2,400万円 1口出資額:60,000円

(キャロット公式)

20/8/30  引退

「コンディション面では何とか間に合ったかな…とは思っていましたが、気負いが目立つとも言える走りを見せていただけに、実戦で如何に対応できるかがカギを握ると思っていました。久々ながらスタートを出て、センスがあるところを見せてくれているのですが、前半は力みが特に目立つ走りをしていましたね…。何とか2番手でなだめて運んでくれたものの、後続からもプレッシャーを受けて苦しくなり、最後はスタミナも切れて踏ん張ることもできなかったですね…。1200mのほうがベターと思っていたものの、1週前だと仕上がり不足、最終週だと優先出走権を持った馬たちで溢れかえるかもしれないということから間を取ってこのタイミングの出走を決めたのですが…。春までの走りから勝つことができたはずなのですが、誠に申し訳ございません」(高橋文師

2歳6月の初夏に初入厩を果たし、2週間でゲート試験をクリアしてからは心身の成長を図るためにNF天栄でじっくりと乗り込んできました。迎えた初陣は9月秋でしたが、稽古では動けるものの気持ちが先行する走りが目立っており、レースも含めて走りを教えていきたいと考えながら取り組んでまいりました。初戦の内容は悪くなかったものの2戦目でさらに前進し、タイム差なしの悔しい2着となりましたから、この気持ちを晴らして3戦目で決めたいと思っていました。ただし、この2戦目後あたりから右の腕の張りがきつくなってきました。ケアしながら3戦目へ向かうことはできたものの勝ち切れず、改めて診察を受けた結果、骨軟骨種(オステオコンドローマ)が見られ、その影響で腱が引っ張られ疲れが出やすい状況にあることが分かりました。右手前を出したがらないところも見せており、このままでは右前脚だけでなく他の脚にも負担がかかりかねませんし、より良いパフォーマンスを発揮するには処置したほうがいいという判断のもと、その後は休養に充てることにしました。しかし、復帰はギリギリになってしまい、重さと力みのある走りを見せていました。何とか改善を図りたいと考えて予定のレースを延期してより乗り込んだうえで今回の出走を決めましたが、短期間では走りの質を変えることは難しく、残念ながらレースでも力んで体力を消耗してしまい結果を残すことができませんでした。気持ちと体のバランスを整えられるようにもう少し余裕を持った調整ができていればとつい思ってしまいますが、未勝利とあって期間に限りがあるだけにこればかりはどうしようもありません。過去の戦績からも今後のことについて悩むところだったのですが、高橋文雅調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

 

戦績:4戦0勝(0-1-1-1-0-1)

2019年11月、2戦目の未勝利戦で2着になり勝ち上がりは時間の問題かと思われましたが3戦目の東京で1番人気で3着の後、オステオコンドローマがみつかり長期休養になりました。

未勝利戦ギリギリの8月に復帰しましたが急仕上げで本来の力を発揮できませんでした。

やはり未勝利戦は勝てるときに勝ち上がっておかないとどんなに力がある仔でもこういうことになるんだなと改めて思い知らされました。

パシフィックリムディープインパクトを種付けするために輸入したと思われるので、持ち込み馬のこの仔には繁殖で結果を出して欲しいですね。

お疲れさまでした。