森の上に吹く風は

2015年産から一口馬主始めました。夢は愛馬とブローニュの森へ行く事(笑)

シラクーザ 引退発表

出資馬シラクーザ(3歳牡)の引退キャロットクラブより発表されました

f:id:ymhope:20210618185701j:plain 2021-2-20 東京競馬場

(キャロット公式)

「入院馬房で治療と併行して、定期的に内視鏡で内部の状態を診てもらっていたところ、ようやく炎症が治まってきたとのことで、このたび退院できる運びとなりました。通常であれば、ここで放牧に出して乗り込み期間をしっかりと設け、レースへ向かえるように立て直しを図るところなのですが、すでに6月中旬を迎えています。何とか可能性を見い出せないかという思いもあったのですが、これまでの様子や現状を考えると未勝利戦の組まれている間に態勢を整えるのはかなり難しいと言わざるを得ません。仮に続けるとしてもトレセンと牧場間、トレセンと競馬場間の輸送は必ずあり、再度熱発して同じような状況を繰り返してしまうかもしれないという不安が常に付きまといます。そういったことを踏まえてクラブと相談した結果、ここで判断するべきではないかという結論に至りました。血統の良さだけでなく馬格もある、いい馬を預けていただいたのですが、喉の不安に関してはどうしようもありませんでした。2度ほど手術をしていただいたのですが、不安を拭い去ることはできませんでしたし、馬にこれ以上苦しい思いをさせるのも可哀想で、会員の皆様にもこれ以上時間を頂戴するわけにもいかないとも思いました。せめてもう一度だけでも走る姿をお見せできればという思いだったのですが、このような形で決断することになったことをまことに申し訳なく思っております」(木村師

血統はもちろんのこと、馬格も品もあり、将来が楽しみと期待を寄せていましたが、残念ながら調教が進むにつれて喉の不安が見られるようになってきました。このままではパフォーマンスを発揮しにくいという判断に至り、北海道で1回目の喉の手術を行い、その後、天栄で2度目の手術を行いましたが、走る際に呼吸をしやすいようにする気道確保のための手術であったが故、トレセンへ入厩した際に体力の低下とともに気管内に異物が入り込み、誤嚥性肺炎を起こしてしまいました。その後はトレセン内の診療所に入院し、投薬しながら療養したことで治癒したものの、数週にわたり完全に休ませなければいけなくなったことで馬体が緩んでしまい、再度態勢を整えるには数ヶ月の期間が必要な状況です。現状から未勝利期間内にレースへ向かうのは極めて難しく、また、輸送による不安が常に付きまとい、再度体調不良を起こしてしまう可能性が高いことから木村哲也調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

戦績:1戦0勝(0-0-0-0-0-1)

シユーマ (Siyouma) はアイルランド生産、フランス調教の競走馬繁殖牝馬である。主な勝ち鞍は2012年サンチャリオットステークス(GI)、E.P.テイラーステークス(GI)。

Wikipediaより)

2013年にノーザンファームにて繁殖入りして4代目の仔までサンデーレーシングで募集されていましたが、いつかはこんな繁殖牝馬の仔に出資してみたいと思っていたところ5番仔はキャロットで募集され、最優先で申し込みました。

喉に難があり1走での引退になりましたが、十分夢は見せてもらいました。

お疲れ様でした。