出資馬フェルミスフィア(5歳牝・木村)が5/21 東京10R 高尾特別(4歳上2勝C・芝1400m)に出走して優勝(7番人気)しました。
(キャロット公式)
22/5/21 木村厩舎
21日の東京競馬ではスタート後出してある程度の位置を取ったところから脚を溜める競馬。直線へ向いて追い出すとジリジリと脚を使い、最後に差し切って見事優勝。
「ありがとうございました。そして会員の皆様おめでとうございました。正直、さすがにいい内容のレースを続けている影響からか、今回は帰ってきてからちょっとしんどい部分があると思わせていたんです。追い切りでも、良い走りができていない頃と同じような感じで最後は疲れてベターっとなってしまうところが目立っていたので、何とか状態を上げられるようにと試行錯誤しながら調整してきました。そして、直前は攻めをかなり強化しました。普通ではしづらく、悪い方へ出る可能性もあったわけですが、これを乗り越えないと厳しいので何とか乗り越えてくれと思いを込めてそうしたところ、馬が応えてくれました。ジョッキーも攻め抜いたことを跨って感じたようで、“体が起きて溜まっていたので何とか我慢我慢を続けて終いに追ったところ、よく脚を使ってくれました”と言ってくれました。彼に乗ってもらうようになって良い競馬ができるようになってきていましたし、彼も藤沢厩舎解散に伴いフリーになって頑張っていたところでしたから、そのような中でこうやっていい結果を出せたことがとても嬉しいです。馬にもジョッキーにも応援いただいた皆様にも感謝の気持ちでいっぱいです。これからクラスが上がり厳しい戦いになるでしょうが、これからも頑張ってもらいたいです」(木村師)
背腰を中心に苦しい部分を抱えているだけになかなか思うようなパフォーマンスを発揮することはできずにいましたが、ここ2戦で内容が良くなってきていました。この馬なりに少しずつしっかりしてきたのもあるのでしょうし、レースの型が定着してきたことも影響しているのでしょう。鞍上に杉原ジョッキーを迎えたところから上昇気流に乗り出していましたので、何とかこのコンビでいい結果を出したいと思っていたところでしたので、この勝利は格別です。3勝目を挙げたことでこれからは準オープンクラスとさらに高い壁に挑戦しなければいけませんが、これからもいい走りを見せてくれたらと思っています。この後は状態を確認したうえで直接NF天栄へ放牧に出る予定で、現地での様子を見ながら改めて次走を目指していきます。
前走の熱田特別で良い走り(3着)になって来ていたので今回は期待していましたが、優勝することが出来ました。
杉原騎手は2月に引退した藤沢和雄先生の厩舎に所属していた騎手で、フェルミスフィアとはウマが合うようですね。
これで通算3勝目になりますので、キャロットクラブのOUR BLOODになれるかもしれません。楽しみですね。
しかし引退までまだあと10ヶ月程あります。2勝目を挙げた札幌開催がこれからありますので、オープン入りを目指して頑張って欲しいですね。
関係者の皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした(/・ω・)/
👆2020年7月26日 札幌競馬場(3歳上1勝クラス) 優勝ゼッケン