出資馬キープスマイリング(3歳牝・武井)が2/25 中山1R・3歳未勝利(牝・ダ1800m)に出走して優勝(1番人気)しました。
- 父: Quality Road × 母: ウィープノーモア (BMS: Mineshaft)
- 生産: ノーザンファーム
- 関東 武井亮 厩舎予定
(キャロット公式)
23/2/25 武井厩舎
25日の中山競馬ではまずまずのスタートから道中4番手につける。勝負どころを楽な手応えで上がって直線で抜け出すと、最後は後続を4馬身突き放して見事優勝。
「前走の内容から期待して送り出しましたが、心身ともにまだこれからのところがある馬なので、まずは無事に走り切ってほしいなと見守っていました。馬体は結果的に保てていましたが、テンションに関してはデビュー戦の時よりも昂っている様子でした。ジョッキーも跨ってそれを感じたようですが、それでも許容範囲内で我慢はできていたとのこと。競馬については『逃げてもいいかなと考えていましたが、ちょうど行きたい馬がいたので無理せずリズムを整えていきましたし、先を考えてもいい形を作ることができましたね。道中はキックバックを気にしたり、右へのモタれは前走より感じたりしましたが、手応え的には余裕がありました。直線は見ての通りいい脚を使ってくれましたから、上のクラスでも楽しみです』と言っていました。ここでは力が違った印象ですが、精神面やモタれなど、まだまだ気を付けていく必要がありますから、気を引き締めて今後に向かっていきたいです。今日はご声援いただき、ありがとうございました」(武井師)
断然の人気に推された一戦でしたが、結果的には楽々と抜け出して力の違いを見せつけてくれました。今日の走りからも上のクラスでの走りが楽しみになりましたが、心身ともにまだ幼さが残り、モタれなど粗削りな面を見せていることもありますから、勝ったからと慢心せずに今後の競馬に臨んでいきたいものです。まずはレース後の状態を見てから、次をどうするか判断していきます。
単勝1.6倍の圧倒的1番人気に応えてデビュー2戦目で勝ち上がりを決めてくれたキープスマイリング。
父は米ダートG1を4勝したQuality Roadで米国で産駒が大活躍しています。
日本では2023年のシンザン記念(G3)を制覇したライトクオンタムの母父で注目を浴びました。
母は米国からの持ち込み馬でノーザンファームで生産され、キャロットクラブで募集されました。
因みにキープスマイリングの1歳下の弟は2022年セレクトセールで1億1千万の値が付きました。(落札者:DMM,com、父:ドゥラメンテ)
気性面がまだまだ幼いようですが、今日のレースを観る限り中距離ダート戦線で活躍してくれそうです。
初戦・2戦目と横山武史騎手が騎乗してくれましたので、先日残念ながら引退したエフフォーリアに続く武史騎手の代表馬になって欲しいですね。
関係者の皆様、おめでとうございます。
お疲れ様でした。(/・ω・)/