森の上に吹く風は

2015年産から一口馬主始めました。夢は愛馬とブローニュの森へ行く事(笑)

クルミネイト 引退

1/31(日)小倉9R4歳上1勝クラス・芝2600m)に出走して7だった出資馬クルミネイト(5歳牝・伊藤大)の引退キャロットクラブより発表されました。

f:id:ymhope:20210201135418j:plain 2020-2-22 小倉競馬場

(キャロット公式)

21/2/1  引退

「想定時より増えはしましたけれど12頭立てと手ごろで、長く脚を使わせたいクルミにとっては好条件だと思いましたし、そのことをわかっている菅原に託して勝負に行きました。体は減るかもしれないなと思っていましたが、思惑以上に回復が見られましたし、輸送がない分、連闘でも馬の様子は悪くなく思えました。最内枠からのスタートでしたが頃合いを見て少し外目に出し、長くスパートできる態勢を採るなど、この馬に合った形で進めてくれていました。そして、手応え的には渋かったですがそれでもジリジリと来るのがこの馬ですから、諦めずに伸ばそうとしてくれました。直線へ向かうまでの形は悪くなく、このまま伸ばすことができればと思っていたのですが、直線では一杯になってしまいました。少なくとも掲示板はあるかと思っていただけに悩ましいと思っていたところ、レース後、鼻血が出ていることがわかりました。しかも、片方からではなく両鼻腔からで、止まるまでも時間を要していたので肺から出ているということでほぼ間違いない状況にありました。天栄でじっくり乗り込んでもらって前回以上に動けるようになっていましたし、この小倉開催で決められればと思っていたのですが、このような結果になり本当に申し訳ありません」(伊藤大師

2歳の春に本州へ移動しましたが、これは早期デビューを目指すというよりは未完成さが目立つ状況でもあったので、場所を変えながらさらなる成長を図っていければという目的でNFしがらきと厩舎で連携を取りながら乗り込みを進めていました。8月に入厩してゲート試験合格を果たしましたが体質面の弱さが目立っていましたので、改めてNFしがらきで調整しました。放牧先で外傷するアクシデントなどもありましたし、再入厩後も相変わらず体質面の弱さが垣間見られ、また、蹄やトモを傷めたこともあり、デビューは3歳初夏になりました。苦しさを抱えていたこともあってか進んでいけないところがあり、初戦からブリンカーを着用して臨みましたが大敗してしまいました。その後は北海道開催に望みをかけてNF早来で調整して札幌戦へ向かうと、香港のティータン騎手の鼓舞がありガラッと変わってくれましたが、残念ながら3着までとなりました。ただ、この変わり方を見ると早々に諦めるのは勿体ないと思えましたし、体質面がしっかりしてくれればさらに変わってきても不思議ないと考えられ、長距離に適性があるだろうという判断のもと、中央競馬に籍を残したまま現役続投を決めました。未勝利戦終了後1年間は堀宣行厩舎在籍のままトライしましたが、その後は伊藤大士厩舎へ転厩して戦いを続けました。まずまずの走りを見せられていましたので、何とか勝利をという思いでここまで進めてきましたが、残念ながら今回のレース時に鼻出血を発症していることが判明しました。時間をかけさえすれば出血部位は修復すると思われますが、今年で5歳になった未勝利馬でもあります。勝ち上がるチャンスはあると思いますが、ここまでお時間を頂戴しましたし、さらに続投するのは得策ではないという考えのもと、伊藤大士調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

 

戦績:10戦0勝(0-1-2-1-2-4)

出資馬で初めてのディープインパクト産駒として思い切って出資したクルミネイト(1口出資額:140,000円)。関東の堀厩舎でデビューしましたが、未勝利戦期間中に勝ち上がれずに1勝クラスに格上挑戦の形で現役を続行しました。

1年後、関東の伊藤大厩舎に転厩をして初勝利を目指しましたが、2021年1月のレースで鼻出血を発症して引退が決まりました。

10戦中8戦が稍重~重馬場という雨女で、不運もあったかと思います。

最後まで初勝利を目指して頑張ってくれましたが、肺からの鼻出血の影響もありますし、繁殖時期でもありますのでここでの引退も仕方ないと思います。

桜花賞2着のクルミナルの全妹という良血ですが、未勝利馬なので産駒がキャロットクラブで募集されるかはわかりませんが、募集されれば出資したいです。

残念ながら勝利を挙げられませんでしたが、これからはお母さんとして子供たちに勝利を期待したいですね。

お疲れさまでした。