出資馬シャリーアルマリカ(3歳牝)の近況がシルクホースクラブより更新され、調教中の事故により予後不良の診断を受け、安楽死の処置をとることが発表されました。
シャリーアルマリカ
募集馬名 | シーヴの17 | ||
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父 | Street Boss | ||
母(母の父) | シーヴ(Mineshaft) | ||
性別 | メス | クラス | 未勝利 |
厩舎 | 美浦 国枝栄 | 生産 | ノーザンファーム |
毛色 | 鹿毛 | 生年月日 | 2017年3月17日 |
欧字馬名 | Sharie al Malika | 意味 | 女王の道(アラビア語)。父名より連想 |
募集総額 | 4,000万円 | 一口出資額 | 80,000円 |
2020-3-14 中山競馬場
戦績:1戦0勝(0-1-0-0-0-0)
(シルク公式)
2020.07.18 所有馬情報
在厩場所:美浦トレセン
国枝栄調教師「17日にこちらに戻させていただき、馬体に問題はなかったため、18日から調教を開始しました。角馬場で馬体を解してからAコースで軽めのキャンターを行う予定だったのですが、角馬場での準備運動中に乗り手がバランスを崩して落馬してしまいました。それ自体は珍しいことではないものの、放馬して走り回っている最中に、狭い角馬場だったということもあり、コーナーで脚を滑らせてしまい、埒の支柱に右前脚を引っ掛けてしまいました。その際、予期せぬ方向に体重が掛かってしまったため、右前膝裏の開放骨折を起こし、予後不良と診断されました。競馬に向けて進めていく矢先、このようなこととなってしまい非常に残念ですし、ご期待いただいた会員の皆様と何よりもシャリーアルマリカに申し訳ない気持ちでいっぱいです」
上記のとおり予後不良と診断されたため、誠に残念ではございますが、安楽死の処置をとらせていただきました。ご出資会員の皆様にはお悔やみ申し上げるとともに、本馬の冥福を心よりお祈りいたします。なお競走馬保険等を含む詳細につきましては、後日あらためて書面にてご報告いたします。
シーヴの持ち込み馬で素質を期待されていたシャリーアルマリカ。1歳時に右膝骨片摘出手術を受け、2歳6月にゲート試験に合格しながらデビューは3歳3月と順調とはいかない仔でした。
先日、セレクトセールで2歳下の弟(シーヴの2019・父ディープインパクト)が「ショウナン」の冠でおなじみの国本さんに1歳馬過去最高額の51,000万で落札され話題になったので、シャリーアルマリカの勝ち上がりを願ったばかりの訃報でした。
とても残念で悲しい事ですが、これも競争馬の宿命と思っています。
シャリーアルマリカ、お疲れさまでした。ご冥福をお祈りいたします。